着実に春へ

陸上の寒さは少しずつマシに

冬季休業中は僕の同期が働いている石垣の海でぬるま湯に浸かっていた上田です(⌒∇⌒)

水温差が5度あるだけでかなり変わりますね(笑)しかし串本も陸上が暖かくなり、ピーク時よりもマシにはなりました。このまま水温もあがってくれーー!

さて、今日の海は1本目から風の影響で波が出てきて、2本目は風陰のサンビラへ。水中も少しうねりだしていました。

それでも写真を撮っていただいたYOSHIさんに感謝!ブログ用の写真もお借りしました。

まずは、ガラスハゼ。クジャクケヤリを背景にすると色の種類が増えて良い感じに!今度自分でも撮りにいこーかな(⌒∇⌒)

次はフジイロウミウシ1㎝弱。何故か最近これぐらいのサイズが大きく感じてきて、マクロの世界に飲まれかけています…

さらに小さいこの子はサンビラにかなりの数いたシロイバラウミウシ。交接中だったり散歩中だったりと、色んな状態の観察が出来ました。

お腹にエサ?が透けて見えています。何を食べているかはまだ分かりません。勉強不足.…

そして今日のミッションであるカエルアンコウ達。クマドリカエルの少し大きくなった個体。このサイズはまだ表面が付着物に浸食されていないのですが、

さらに成長すると、コケなんかが生えてきて全身ゴツゴツしてきます。こんな風にね(笑)

この子たちは同じポイントで同時にじっくり見比べれるのがgood!成長過程を想像しやすいですね。

最後にバレーボールサイズのオオモンカエルアンコウ。

お気に入りの窪みでリラックスしていました。水温が下がって免疫が落ちたのか体表が一部白くなっています。おそらく細菌性の病気だと思うのですが・・・

胸鰭にコケが生えるくらい長生きな個体でも、なかなか復活は難しいでしょう。

でも水温が上がれば話は変わってきます。この子の為にもダイバーのためにも早く水温よ!上がってくれーーーー!

そしてこのカエルアンコウを救ってくれーー!

シーマンズクラブからのお知らせ

本日の海況

  • 天気:晴れ
  • 気温:14℃
  • 水温:16℃
  • 透視度:12m
  • 波高:1~2m

観察された主な生き物

オオモンカエルアンコウ、クマドリカエルアンコウ、フジイロウミウシ、ミドリリュウグウウミウシ、シロイバラウミウシ、ガラスハゼ、ヨコエビ、クサイロモシオエビ

串本のダイビングポイント

住崎, サンビラ