南岸40km

ちょっぴり冷たい潮が続いています。

黒潮の流軸が離岸傾向になって数週間。現在流軸の中心は紀伊半島の南岸40kmの距離で(海洋速報(5/28海流図))、今日も底へ降りるとやや冷たく、水底水温は19℃前後でした。

アオリイカたちにとってはこの温度が調子良いのか、今日も午後の備前は爆発的な産卵シーンがたっぷり観察できました。

その他、お魚達も活性は高くとても元気です。あちこちで求愛や産卵、抱卵や保育が観察できてます。

備前のジョーフィッシュの卵はまもなくハッチアウトしそうな状態に。

アオスジテンジクダイは半分ハッチアウト済みの卵をくわえてました。
残りは今夜旅立ってこのオスはしばし休憩できるんでしょうね(^^)

最近姿を見ていなかったピカチュウも、冷たい潮で復活気味!?

夏のお魚の代表格ハタタテハゼも冷水に負けず元気そうです。

今日の写真は、ボラバイト植村くん撮影のデータを拝借しました~。
慣れないレンタルカメラ(TG3)でなかなかやりますね~(笑)

さて明日も天気は最高の予報です。何を探しに行こうかなぁ~。

シーマンズクラブからのお知らせ

本日の海況

  • 天気:晴れ
  • 気温:26℃
  • 水温:19~21℃
  • 透視度:8~10m
  • 波高:1m

観察された主な生き物

クマノミ(卵)、ジョーフィッシュ、ガラスハゼ(卵)、キイボキヌハダウミウシ、ウデフリツノザヤウミウシ、キンメモドキyg、ハナゴンベ、カゴカキダイの群れ、アオスジテンジクダイ(口内抱卵)、ハナアナゴ

アオリイカ(産卵)、イロカエルアンコウ、ジョーフィッシュ(口内抱卵)、アカホシカクレエビ、ミナミクモガニ、ヒョウモンウミウシ、ハナキンチャクフグ

串本の生きもの

ウデフリツノザヤウミウシ, ハタタテハゼ, ジョーフィッシュ(口内抱卵), アオスジテンジクダイ(口内抱卵)