ザマミミノウミウシ

低水温の影響が…!

黒潮接近予報で終わりの兆し?!

黒潮が離れてからもう一週間が過ぎ、濁り&低水温のダブルパンチの効いたダイビングが続いていました串本。そんな今日の串本の海はというと…

透視度3~5m、水温22.5~25℃。あんまり変化はないものの、水温がちょっと上がりドライじゃなくても潜れるようになりました。ただ、寒さに弱い人はまだ少し厳しいかもしれません。

低水温が長く続いた影響で、見れる生き物にも変化がありました。

まずは、現れたときから元気がなくなったチョウチョウコショウダイyg。

こんなに急激な水温変化があると、魚も病気になったりします。せっかくの子が死なないように願うばかりです。

次は、ヒレグロコショウダイyg。

ヒレグロコショウダイyg

コショウダイ系の幼魚たちのアグレッシブな動きは少し落ち着きが出てきました。物足りなくなったなと思う反面、写真が撮りやすくなっております。

そして、ここしばらくあまり見かけなかったウミウシたちが現れてきています。

少し時期は早い気のするシロミノウミウシ。

シロミノウミウシ

肉眼では種類判別するのが難しいくらいの大きさで、早くもTGをお供にしないといけないかもしれません。

何気に自分で見つけるのは初めてのトンプソンコトリガイ。

トンプソンコトリガイ

黒のお皿にいくつもの目玉焼きをのせているように見えるのが良き。

最後はウミウシかも疑ったサイズだったザマミミノウミウシ。

ザマミミノウミウシ

ぱっと見ではもう付着物と見分けが付かないくらいの大きさでした。

ウミウシが増えてきて冬の香りが微かに感じられますが、JAMSTECから黒潮接近予報が出されており、悪い潮を入れ替えてくれる可能性が高いのも確かです!

この先数日の間に変わることを祈りましょー!

 

シーマンズクラブからのお知らせ

本日の海況

  • 天気:晴れ
  • 気温:32℃
  • 水温:23~25℃
  • 透視度:3~5m
  • 波高:0.5m

観察された主な生き物

オオモンカエルアンコウ、オルトマンワラエビ、シロミノウミウシ、ドロノミ、トンプソンコトリガイ、ムチカラマツエビ、クダゴンベ、ザマミミノウミウシ、コロダイyg、ヒレグロコショウダイyg、チョウチョウコショウダイyg、ナンヨウハギ

串本のダイビングポイント

住崎, 備前, グラスワールド