産卵、抱卵、次々と。

水温20℃で安定しています。

今日は朝からシトシト雨でどんよ~りと一日中梅雨空でした。
なので水中はやや暗いものの、海中はいたって静かで、アオリイカは今日も大産卵状態。アオリイカをお目当てにしていたゲストも、そうでないゲストも大満足でした。

さて、写真の方はスタッフのストック写真をご紹介します。

サクラダイyg(右)とカシワハナダイ(左)。サクラダイは今季多数出現中。

これカイカムリの一種でしょうか?珍しいウミキノコ類を背負ってました。

ミナミハコフグの幼魚もちらほら見かけています。

そして水温が20℃で安定して、あちこちで産卵行動の動きが加速しています。

こちらは桟橋下のイソギンポ。すでにハッチアウト間近の卵だらけです。

先週発見したジョーフィッシュの卵も既に「発眼」して着々と育っているのを確認中です。来週には第一陣がハッチアウトかな?

他にもイシモチ類が口内抱卵を開始したほか、カワハギやアオサハギの求愛行動やカモハラギンポの求愛行動など、あちこちで見かけるようになったので、いつ産卵シーンに出くわしてもおかしくないわくわく状態に入っています。

まだまだ始まったばかりの産卵シーズン。今後も目が離せません(^^)

写真:iwa

シーマンズクラブからのお知らせ

本日の海況

  • 天気:雨
  • 気温:20℃
  • 水温:20℃
  • 透視度:8~12m
  • 波高:1m

観察された主な生き物

アオリイカ(産卵)、クロウミウマ、テングダイ、アザハタ、フタイロハナゴイ、ジョーフィッシュ(口内抱卵)、カイカムリ、イロカエルアンコウ、コケギンポ、マツカサウオygミナミハコフグyg、クロホシフエダイ群れ、クエ、コスジイシモチ(口内抱卵)、イセエビ

串本の生きもの

ミナミハコフグyg, カイカムリ, サクラダイyg, イソギンポ(抱卵)

串本のダイビングポイント

住崎, グラスワールド, 備前