串本のダイビングポイント / 北の根の北の根

静かなる争い

ベタ凪ぎのダイビング日和でした。

今日は時より小雨が降る曇天の一日でしたが、風は穏やかで気温も高め、そして何といってもベタ凪ぎで鏡面の様な静かな海になりました。

ベテランのゲストさんとマンツーマンで、ガイドが気になるあちこちを探索&調査がてらの3ダイブとなりました(^^)

北の根周辺では付近に乱立する根を調査しながらのドリフトダイブ、住崎ではマップ外の水深28mスタートディープエリアで調査ダイブ、備前では普段行かない深場の砂地エリアの探索ダイブなどなど、刺激的な3ダイブになりました(^^)

そんな本日の写真はナースさんにお借りしたマクロ5点です。

まずはキクメイシ背景のアカスジウミタケハゼ。

お次は枯れたサンゴの枝上にいたピカチュウ。

南方種のバサラカクレエビは限界水温に耐え頑張ってます。

最近発見されたオオモンカエルアンコウygは体長2cm

ラストはハチジョウタツ。一見仲良く並んでる様に見えますが、

じつは貴重なケンカシーンでした。互いに抱卵中のオスで、睨み合いから始まり、身体を振るわせたり、少しこすったりと「静かなる争い」といった感じの微笑ましいケンカでしたよ(^^)
ハチジョウタツは今が活発で繁殖行動が加速する様です。当分はたくさん見られそうですね。

というわけで、ナースさん、今日もお写真ありがとうございました。

シーマンズクラブからのお知らせ

本日の海況

  • 天気:曇り時々雨
  • 気温:10~15℃
  • 水温:17℃
  • 透視度:12~15m
  • 波高:0~1m

観察された主な生き物

コショウダイ群れ、ヒレナガカンパチ群れ、カスザメ、アザハタ、フタイロハナゴイ、バサラカクレエビ、ジョーフィッシュ、オオモンカエルアンコウ、ハチジョウタツ(ケンカ)

オトヒメウミウシ、テンクロスジギンポ、ケヤリ&ミドリリュウグウウミウシ、セミエビ、ナマコマルガザミ、ゴシキエビyg、サザナミフグ、ワモンダコ、キンギョハナダイ群れ、コガネスズメダイ群れ

テングダイ群れ、アザハタ&クロホシイシモチ群れ、カスザメ、タカサゴ群れ、ウメイロモドキ群れ、オオモンカエルアンコウyg、ハチジョウタツ、アケウス、テンロクケボリタカラガイ

串本の生きもの

オオモンカエルアンコウyg, ウデフリツノザヤウミウシ, バサラカクレエビ, アカスジウミタケハゼ, ハチジョウタツ(ケンカ)

串本のダイビングポイント

住崎, 備前, 北の根の北の根