自然の不思議

水温24度台まで回復しました〜〜。

昨日は冷水塊が入りパンチの効いた海でしたが、今日は少し回復。

24度〜26度と暖かい潮が入り、快適にダイビングができました!!!
・・・・って書こうかと2便目までは思っていたのですが、最終便にまだ残党が・・・。

明日以降の完全復活に期待です(^^;)

生き物も冷たかったり暖かかったりでお疲れの様子。
いつもはすばしっこく動き回るミナミハコフグygも今日は動きが気持ち緩やか〜〜。

外洋では、スジタテガミカエルウオのお父さんが卵を守っているのですが、
守るというよりは寒さに耐えているといった感じ。脅威を感じると自己保身。

すぐに巣穴を離れ逃げてしまいました・・・。
父が不在では、子孫は残せませんからね〜〜。種の繁栄のためには必要な行動なのかも。スレートに「守ってます」って書いたガイドの心情はさておきですが〜笑

冷たいとはいいつつも、南方種の数は増えてきています。
今日は久々にフタスジタマガシラの幼魚を発見!!!

黒潮が接岸傾向だった時には生魚サイズまで見れていたのに、今は幼魚を見るのもやっとです。いなくなって初めて気づくありがたさですね〜〜。

今の串本の海を象徴するのが、フタスジタマガシラygのような南方種の側でピカチュウが見られる事。日本で探してもこんな光景を見られる場所は少ないのではないでしょうか。

来るものあれば去る者あり。
海の中はめまぐるしく変わっています。ブログでこれ見たいって思っていただいた方。その生き物がすぐにいなくなってしまう事もあるので、今年の夏はお早めにご計画くださいませ〜〜。


写真;スタッフ小池

ちなみにあれだけいたキビナゴは全て食い尽くされてしまったようです・・・。
次の部隊が来るまで待ちま〜〜す。

明日は西風が強く吹く予報・・・。
もしかするとクローズ・・・・かも・・・・・。なんとか潜れたらいいなあ。

シーマンズクラブからのお知らせ

本日の海況

  • 天気:晴れのち雨
  • 気温:22〜29℃
  • 水温:21〜26℃
  • 透視度:5〜10m
  • 波高:0.5m

観察された主な生き物

キンギョハナダイの群れ、ヒレナガカンパチ、メジナの群れ、タカサゴの群れ、スジタテガミカエルウオ、ゴイシウミヘビ、キミシグレカクレエビ、クマノミ(卵)、コガシラベラ(産卵)、アオブダイ、イセエビ、カエルアマダイ、ウミテング、アカゲカムリ、ミナミハコフグyg、ヒラメyg、フタスジタマガシラyg、イソギンチャクエビ、ジョーフィッシュ、オオモンカエルアンコウyg、ハチジョウタツ、イセエビyg、コケギンポ、アオサハギyg、フジナミイロウミウシ

串本の生きもの

ミナミハコフグyg, キビナゴの群れ, ウデフリツノザヤウミウシyg, スジタテガミカエルウオ, フタスジタマガシラyg

串本のダイビングポイント

住崎, グラスワールド, 浅地