コボウズニラ

危険生物の意外な名前。

今日は朝からどんより曇り空でスタートして、午後から降りだした雨は夕方にはスコールの様な強い雨になりました。
それでも風はほとんどなく、水中は静かなもので、のんびり潜れています。

さて、写真の方はOKADAさんにお借りした5点です。

まずはクマドリyg ちょっぴり大きくなってきました。

お次はオランウータンクラブこと、ミナミクモガニ。

こちらはコケギンポ。あちこちにたくさんいます(^^)

ハチジョウタツもどんどん見つかってます。今日は新たに3か所で(^^)

今日は一日曇天で薄暗い水中で、生き物はいつもより活発な印象でしたが、なかでもクラゲ系の生き物が異様に多く、安全停止中は肌が露出している顔や手にピリピリと刺激が走る事が何度もありました。

そんなクラゲの中でも危険度上位でなかなかの痛さを誇るクラゲをご紹介。

カツオノエボシと同じクダクラゲの一種で、触手は放射状に多数伸びる上に、伸長時はなんと3m以上になり、視認しにくく、刺されるととっても痛いヤツです。
名前が不思議で、コボウズニラと言います。

近似種で姿は全く違うボウズニラというヤツもいます。
それぞれなぜ「ニラ」なのかは謎です(笑)

先月から多数目撃していましたが(刺されてたし)、今日は1ダイブで5~6個体見ました。
船のロープなどに切れた触手だけが絡まって漂っている事もあるので、知っておくといいかもしれません(((^^;

というわけで、OKADAさん、お写真どうもありがとうございました。

シーマンズクラブからのお知らせ

本日の海況

  • 天気:曇りのち雨
  • 気温:12~18℃
  • 水温:17.5℃
  • 透視度:8~10m
  • 波高:1m

観察された主な生き物

アオウミガメ、オオモンカエルアンコウyg、クマドリカエルアンコウyg、ハナゴンベyg、ウミシダウバウオ、クエ、ヒメギンポ(婚姻色)、ハチジョウタツ、コボウズニラ、

ヒオドシベラyg、クマドリカエルアンコウyg、テングダイ、イラ、ホウライヒメジ群れ、ハチジョウタツ、ウデフリツノザヤウミウシ、ヤッコエイ、コケギンポ、ゴシキエビyg

クマドリカエルアンコウ、イロカエルアンコウ、ミナミギンポ、クロヘリアメフラシyg、ミナミクモガニ、ハチジョウタツ、スダレチョウチョウウオ、モンハナシャコ

串本の生きもの

コケギンポ, クマドリカエルアンコウyg, ハチジョウタツ, ミナミクモガニ, コボウズニラ

串本のダイビングポイント

住崎, グラスワールド, 備前