生命の息吹

生き物たちの不思議。

こんにちは!海の中の生き物たちを見るのがホントに大好き♡どうも、ヒトミマリです(*^^*)

今日は、ショップさんに便乗して、スタッフだけで、調査であちこち潜ってきました!

まずは、交接シーンのピカチュウ。交接器が丸見え。ガシッて繋げてますね!このあと、2匹が2匹とも、産卵しますよ。そして、ピカチュウはこうして増えていきます。

こちらは背景のすてきな所にいる、コノハガニ。おもしろい形です。

こちらのジョーフィッシュは、 まだ、卵をくわえて日が浅い子。卵はまだ真っ白です☆今年はジョーフィッシュの口内哺育のスタートが早かったようで、こぞってみんなが観察しに行かせてもらうので、ジョーフィッシュは何やらちょっと困惑気味(笑)

こちらの子は、もう発眼している卵をくわえた子。子どもたちが無事に巣立つその日まで、パパがこうして子どもたちをくわえて、お口の中で大事に大事に守ります。どうか、みんな元気に育って、ちゃんと良い所で育って大きくなるんだよ~(*^▽^*) 毎年、産卵、保育の時期になると、心からそう願わずにはいられません。大好きな海の生き物たちの、生命がつながっていくのを、この目で見ることができて、本当に幸せだなぁって感じます!

そして、テングダイと、一緒にいるのは、ツバメウオ。見にくいアヒルの子みたいに、1匹だけ別種が一緒にいますが、「お前、仲間外れ!」と追い出されることも無く、の~んびりと一緒に泳いでます。不思議ですねぇ♪人間だったら、みんなと違っているっていうのは、けっこう致命的で、すぐ「仲間外れ」が生まれる気がするんだけど、水中の生物たちの中では、そういうことは無いのかな?わたし、ちょっと個性的だし、不思議ちゃんとか言われて、よくいじめられてて。だから、仲間外れにされる側の、悲しい気持ちとか寂しい気持ちって、すごくよくわかるんだけど、こうして、いじめられることなく、仲良く平和に暮らしている生き物たちを見ると、なんだかホッとします。私もこのツバメウオみたいになりたかったなぁ。なんて、しみじみ思いつつ。

不思議だなー。ツノダシとハタタテダイとかも、別種でも仲良く泳いでたりする。1匹で泳いでるより、群れでいた方が、敵に襲われにくいって、生き物たちもわかっているんだろうな~。そして、それを知ってか知らずか、わからないけど、受け入れる側も、別種でも、自分たちに害が無ければ、受け入れてくれるんだなー。

ただ、この子たちは自分に似ている、とか、どうやってわかるんだろう?例えば、クマノミとテングダイとか、ハタタテダイとコガネスズメダイとか、全然違う種類の生き物たちが、入り混じって群れていることはないんだよなぁ。なんとなく、どこか、似ている形とか、似ているサイズ感とか、そういうのの中に混じらせてもらって過ごしているんだな。水中には鏡とかも無いのに、自分の色とか柄とか、どうやって知って、似ている生き物の群れの中に入るんだろう?もしかすると、ツバメウオも、自分はテングダイだと本気で思っているかもしれないよね?その辺、ぜひインタビューしてみたいところです。

こうして、2024年のゴールデンウィークが無事に終了しました。お越しいただいた皆さま、本当にありがとうございました。またぜひ、近いうちに遊びにいらしてください♪

さて、明日は海が時化そう。なんとか出港できると良いんですが(>_<)

 

シーマンズクラブからのお知らせ

本日の海況

  • 天気:くもり
  • 気温:19~23℃
  • 水温:20.6℃
  • 透視度:10~13m
  • 波高:0.5~1.0m

観察された主な生き物

クエ、スジアラ、イサキ群れ、バサラカクレエビ、ジョーフィッシュ(抱卵)、ウミテング、ウミスズメ、テングダイ

コガネスズメダイ群れ、ウメイロモドキ群れ、ホウライヒメジ群れ、チョウチョウオ、クマノミ、カザリイソギンチャクエビ、メジナ群れ、アオウミウシ(交接)、テングダイ、ツバメウオ

タカサゴ群れ、クダゴンベ、コガネスズメダイ、キビナゴ群れ、ジョーフィッシュ(抱卵)、コマチコシオリエビ、ウデフリツノザヤウミウシ(交接)、マダライロウミウシ、サガミリュウグウミウシ、ムチカラマツエビ、クマノミ、トゲトサカテッポウエビ、オランウータンクラブ、コノハガニ

串本の生きもの

ジョーフィッシュ, テングダイ, ウデフリツノザヤウミウシ, ツバメウオ, コノハガニ

串本のダイビングポイント

住崎, 備前