串本の生きもの / マダラエソ

極小ピカチュウ

大雨の影響!? 冷水が続いています。

各地で大雨災害が報じられていますが、皆さん大丈夫だったでしょうか?

串本は降水量も少なく大雨の被害はありませんでしたが、電車の運休や道路の通行規制などで潜りに来れなくなった方が多数おられました・・・。

海の中も、雨水と数日間のうねりのせいで濁りがちな状態ではありますが、今日からはうねりも取れてすっかり遊びやすくなりました。

さて、そんな今日は担当したゲストさん5人から1枚ずつお借りした、住崎&備前の写真をご紹介します。

まずはニラミギンポの黄化個体。複数が越冬成功して元気そうでした。
撮影:山崎さん

オーソドックスカラーのニラミギンポもあちらこちらに。

撮影:かなさん

根の頂上にはマダラエソが集合していました。産卵行動かな?

撮影:まつくにさん

浅い場所にはイソギンポのお子様がたくさん出ています。

撮影:d.naomiさん

ラストは極小ピカチュウ。体長1cm弱のミニマムサイズでした。

撮影:ちなみさん

冷水が居座る傾向がしばらく続きそうですが、生き物たちの産卵行動はそんなことお構いなしに加速中! ウミウシも再び大発生の予感??
先月から湾内でイルカの目撃情報も多数出ていたりと、嬉しい話題も多く、今後の海も楽しみです。

という訳で、写真提供者の皆さん、どうもありがとうございました~。

8号が巨大台風に成長しつつありますが、様子を見ながらまだまだ潜ります!
さて明日は何が見られるでしょうか?

シーマンズクラブからのお知らせ

本日の海況

  • 天気:曇り
  • 気温:25℃
  • 水温:20~24℃
  • 透視度:5~7m
  • 波高:1m

観察された主な生き物

クロウミウマ、ウデフリツノザヤウミウシ、サビウライロウミウシ、ボブサンウミウシ、センテンイロウミウシ、アラリウミウシ、イワアナコケギンポ、コケギンポ、イソギンポ、クマノミ卵

ニラミギンポ(黄化個体)、ニラミギンポ、ヒメコウイカ、サキシマミノウミウシ、クチムラサキウミウサギ、マダラエソ、クマノミ卵、コケギンポ、イロカエルアンコウ、テングダイ、クロホシフエダイ群れ

ジョーフィッシュ、イロカエルアンコウ、ビシャモンエビ、ゴイシウミヘビ、リュウモンイロウミウシ、ソラスズメダイ群れ、ツバス群れ、モクズショイ、セミエビ、ムラサキウミコチョウ、クエ、アオウミガメ

串本の生きもの

ウデフリツノザヤウミウシ, ニラミギンポ, イソギンポ, ニラミギンポ(黄化個体), マダラエソ

串本のダイビングポイント

住崎, グラスワールド, 備前