ハナゴンべ

黒潮大蛇行終了の兆し。ホントかな?

今年は「例年より暑い年になる」とニュースでは度々話題になってますが、雨は多いし水温低いし産卵あれこれ始まらないし、先週まで本当に大丈夫か?と心配すらしていました。
ところがこの1週で水温が2~3℃上昇、透視度も連動するかの様に回復して、一気にコンディションが良くなってきました(^^) 久々に黒潮の流入があった様で、最新の「海流推測図」を覗いてみるとビックリ。

おー!! 潮岬沖30kmまで来てる!! 水温も24℃!!!

これは本当に大蛇行の終息と、流軸の再接岸、あるかもしれません!!!
今日はクマノミの産卵も確認されて、黒潮接岸効果で生き物たちの産卵行動も一気に加速しそうです。

さて、そんな今日もじんわりうねりはありましたが、久々にイスズミ礁を絡めて3ダイブ行ってきました。写真はIZUMIさんにお借りしたマクロ5点です。

まずはヒトデヤドリエビ。シーズンはじめで今は少なめ貴重です。

砂地のハゼも一気に活性化中。こちらはホタテツノハゼSP4

こちらは深場に定着中のマツカサウオyg

アマミスズメダイygはあちこちに。バリエーション豊富です。

最後は貴重なハナゴンべ。探していた個体にやっと会えました。

5~6年前の「大蛇行終息の兆候情報」の時は一瞬で元通りになってしまったので、今度こそこのまま接岸モードに移行して欲しいところです(((^^;

以上、IZUMIさん、お写真どうもありがとうございました。

シーマンズクラブからのお知らせ

 

本日の海況

  • 天気:晴れ
  • 気温:17~27℃
  • 水温:21.5℃
  • 透視度:8~10m
  • 波高:1~2m

観察された主な生き物

キタマクラのケンカ、イサキ群れ、ゴイシウミヘビ、ハナゴンべ、マガキガイ群れ、アマミスズメダイyg、ヒオドシユビウミウシ、オキナワベニハゼ、オニカサゴ、キンギョハナダイ群れ

ヒレナガカンパチ群れ、イサキ群れ、チンアナゴ群れ、ホタテツノハゼSP3、ヒレナガネジリンボウ、オニハゼ、ホタテツノハゼSP4、マツカサウオyg、ジョーフィッシュ(口内抱卵)

クダゴンベ、ムラサキウミコチョウ、クロスジギンポ、ホウライヒメジ群れ、アザハタ&アカシマシラヒゲエビ、シマアジ群れ、メジナ群れ、テングダイ、クマノミ(産卵)

串本の生きもの

ヒトデヤドリエビ, マツカサウオyg, ハナゴンベ, アマミスズメダイyg, ホタテツノハゼSP3

串本のダイビングポイント

住崎, 備前, イスズミ礁