産卵フィーバーはじまる!?
くろしおが再接岸と巷では騒がれておりますが、実は私、ダイビングを始めて約10年、ダイバーになった時にはすでに黒潮は離岸していたので、「くろしお」というものを実際には知らずにインストラクターになったわけですが。今日!ついに!これか!というものを少し経験することが出来ました!まず、水温が高く、そして、まぁまぁの流れ、それから、海の中が全体的に青く、遠くまで見渡せる感じ。これが、くろしおというやつか~!と、なんだか新鮮でした!あ、どうも、ヒトミマリです(*´▽`*)
今日はまず、皆さんお待ちかねの、アオリイカの産卵情報!!外洋は2の根の深場、水深28mで、もっさりと産み付けられた白いツヤツヤ卵を発見!!アオリイカの姿はどこにも見当たらなかったものの、もしかしたらまたここへ産みに来るかもしれないですね~!今後も要チェックです!ご覧になりたい方は、水深が深いので、エンリッチタンクをご利用くださいね♪
ガラスハゼの卵も、バッチリ観察できました!銀色の、目がキラキラしているのが見えてますね!!向かって左側の透明の粒々は、既にハッチアウトした後の、空の卵!昨夜にでも旅立ったのかな?こんな、今にもハッチアウトしそうな子と、空の卵を両方見られるなんて、ラッキーだな♪実際には極小卵なので、肉眼では全く見えません。TGシリーズの顕微鏡モード、素晴らしいです!!\(^o^)/
スケロクウミタケハゼ!ご自身で見つけて撮っていてくださったみたいですね!キレイな子☆
コバルトツツボヤはニコニコ顔で、密集して生えている所がありました!かわいい~!
かわいいと言えば、この子のつぶらな目。とってもかわいい、モヨウモンガラドオシ。今は、ゴイシウミヘビと同種では?とも言われているらしいです。私的には、どっちでも良いけど、なんか、かわいい目に、いつもキュンとします♡
そして、最後は、ヒョウモンウミウシに踏みつけられている、ボブサンウミウシ。なんで踏みつけられることになったのか??ボブサンは、それで良いのか?!どんくさい?逃げないボブサンの寛容さに拍手!そして、ヒョウモンウミウシのおしりがちょっと憎たらしくも見えます(笑)
そんな感じで、今日の串本は、青くて、温かくて、どこまでも見えてキレイで、そしてけっこう流れている1日でした。明日は浅地まで行っちゃうらしい・・・流れはホドホドだと良いんですが・・・わくわく6割、ドキドキ心配4割・・・けっこうビビりなマリです(^^;
今日のお写真は、ポチさんからお借りしました!素敵なお写真、ありがとうございました(*^-^*)
ではでは、また!ばいばーい☆
シーマンズクラブからのお知らせ
本日の海況
- 天気:はれ
- 気温:19~27℃
- 水温:20.4~22.4℃
- 透視度:10~20m
- 波高:0.0m チョー凪!!!
観察された主な生き物
イボベッコウタマガイ、サクラミノウミウシ、カンランウミウシ、イサキ群れ、ケラマハナダイ、スジハナダイ、クダゴンベ、アカマツカサ、オオアカヒトデ、カイカムリ、ビシャモンエビ、キンギョハナダイ
キリンミノカサゴ、コバルトツツボヤ、ヒオドシユビウミウシ、コマチコシオリエビ、イソコンペイトウガニ、オルトマンワラエビ、コノハガニ、イガグリウミウシ
ガラスハゼと卵、クジャクケヤリ、ウツボ、テヌウニシキウミウシ、クマノミと卵、テングダイ、クダゴンベ、ムチカラマツエビ、ボブサンウミウシ、マダライロウミウシ