冷水に負けず、産卵行動が超加速中!
サンゴの産卵もそろそろ始まりそうなタイミングだというのに、数日前から冷水が入り込んで水温が急降下中。調査がてらのサンゴナイトは空振りに終わりましたが(((^^; お魚たちの産卵行動はすっかりスイッチが入って超加速中です。
そんななか今日も蒸し暑い陸上のおかげで、ウエット派の皆さんも冷水に負けず何とか潜れています(^^) 梅雨明けが待ち遠しいですね~。
さて、海情報更新が滞っていてごめんなさい!!! 3日ぶりの更新です!
という事で今日は育卵ネタ中心マクロたっぷり11点をお届けします。
まずは口内抱卵派の代表格、アオスジテンジクダイ。産みたて白卵。

ナガサキスズメダイもそこらじゅうで育卵中! こちらも産みたて白卵。

同じくコガネスズメダイ。こちらは間もなく生まれそうな黒卵。

おそらく育卵中のハチジョウタツ大人のオス。体長1cm

おそらく浮遊生活を経て降りてきたばかりのコロダイ赤ちゃん。体長1cm

低水温に戻ってウミウシが再び発生中!? ピカチュウ1cm

センテンイロウミウシも活性復活? 勢い余ってカエルアンコウの顔に。

ちょっと前から追跡調査中のカイカムリSP。美背景バージジョン。

こちらも定点観測中の育卵ジョーフィッシュ①(発眼したて卵)と、

ハッチアウト間近のギンギラ卵を大事に咥える育卵ジョーフィッシュ②

最後はこれから産卵しそうないい雰囲気のハダカハオコゼのペア。

見たことないのでハダカハオコゼの産卵も見てみたいなぁ~。
怪しい動きをしていたので、こちらも追跡観察リスト入りです(^^)
以上、本日の素敵な写真の数々はBANDOさんにお借りしました!
どうもありがとうございました~(^^d
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本日の海況
- 天気:曇り
 - 気温:20~28℃
 - 水温:21~23℃
 - 透視度:10~15m
 - 波高:1.5m
 
観察された主な生き物
キンギョハナダイ群れ、クダゴンベ、アカオビハナダイ、メリベウミウシ、ヤノダテハゼ、スベスベマンジュウガニ、ミナベトサカガザミ、キホシスズメダイ群れ
イサキ群れ、チンアナゴ、タテジマキンチャクダイyg、アカゲカムリ、ジョーフィッシュ(口内抱卵)、コガネスズメダイ(育卵)、ハチジョウタツ(抱卵)、クダゴンベyg、ハダカハオコゼ
カゴカキダイ群れ、アオスジテンジクダイ(口内抱卵)、ワモンダコ、フジイロウミウシ、ナガサキスズメダイ(育卵)、ミヤケテグリ、オオモンカエルアンコウyg、コロダイyg
ウミテング、ジョーフィッシュ(口内抱卵)、カイカムリSP、ベニカエルアンコウ、コケギンポ、テングダイ群れ、ウデフリツノザヤウミウシ、センテンイロウミウシ、カタクチイワシ群れ&シイラ

		
		





		
このあと、2匹が2匹とも、産卵しますよ。そして、ピカチュウはこうして増えていきます。
今年はジョーフィッシュの口内哺育のスタートが早かったようで、こぞってみんなが観察しに行かせてもらうので、ジョーフィッシュは何やらちょっと困惑気味(笑)
どうか、みんな元気に育って、ちゃんと良い所で育って大きくなるんだよ~(*^▽^*) 毎年、産卵、保育の時期になると、心からそう願わずにはいられません。大好きな海の生き物たちの、生命がつながっていくのを、この目で見ることができて、本当に幸せだなぁって感じます!
わたし、ちょっと個性的だし、不思議ちゃんとか言われて、よくいじめられてて。だから、仲間外れにされる側の、悲しい気持ちとか寂しい気持ちって、すごくよくわかるんだけど、こうして、いじめられることなく、仲良く平和に暮らしている生き物たちを見ると、なんだかホッとします。私もこのツバメウオみたいになりたかったなぁ。なんて、しみじみ思いつつ。
		

「これは、都会では売ってないサイズだ!」「いくらするんだろう?」「札束に見える!」って、みんなで盛り上がりました( ´艸`)


		
最近、コミュニケーション取ってなかったので、呼んでもなかなか来てくれませんでした。また冬季休業明けたら、仲良くしてもらおう。



カスザメに初遭遇した感想「意外と分厚かったな~」。図鑑の写真では、砂地に埋もれているものが多いので、その分厚さを今日は生で見られて良かったね!

今日はたくさんウミウシ見られて、特にコガネミノウミウシに感動したそうです。「図鑑で見た通り!まさにこれがミノウミウシ!」って、博士、感動されてました。
		





		

あんまり近寄りすぎると、噛まれます。今日は近づけ過ぎた指示棒を嚙まれましたが、すっごい衝撃でした。手とか噛まれたら、めちゃくちゃ痛いと思う。(痛いですむかな?)









		



きれいな柄ですよね~!!

ちなみに、ヒロウミウシと、ミナミヒロウミウシ&アカイバラウミウシの大きな違いは、背側突起のグラデーションの向きです。根元が赤く、先っちょが白いヒロウミウシに対し、後者2種類のウミウシは、突起の根元が白く、先っちょが赤いんです!!よ~く見ると分かるけど、水中でパッと見分けろと言われると、ちょっと難しいですよね!
		


		


1匹が、ヒューっと逃げていく時に、なんと、水底で休憩してた子を、わざわざ起こして行きました!まるで「おい!!寝てたら危ないぞ!!人間来たで!!」と言わんばかりでした。





